プラセンタの利用方法と注意点

注射、ドリンク、サプリの中ではサプリが一番効果的!

プラセンタは体に直接取り入れるのが最も効果があると言われています。そのため、同じ成分量であれば注射が最も効率が良いと言えるでしょう。しかし、医療用のプラセンタ注射は献血ができなくなるなどのリスクを伴います。より手軽に摂るなら、サプリメントやドリンクがオススメです。

手軽さで人気を集めるサプリメントやドリンクタイプのものは、いずれの製品もそれぞれ成分の配合量などで特徴を打ち出しています。では、プラセンタをより効率的に摂る方法というのはあるのでしょうか?

プラセンタは胎盤から抽出した成分のため、経口で摂取すると独特の味や香りがあります。そのため、ドリンク類の場合は味や香りの強い成分を配合したり、プラセンタ成分そのものの量を抑えるケースが少なくありません。より手軽に摂れると人気ですが、成分量の面から考えると、やはりサプリメントの方が効率的と言えそうです。

効果はゆっくりなので、じっくりと飲み続ける

サプリメントの場合、最低でも1日あたり200mg以上のプラセンタ成分を目安に摂取したいところです。そのため、サプリメントを選ぶ際には原料のトレーサビリティなどの安全性だけでなく、成分量にも着目したいところ。プラセンタ成分はゆっくりと身体に作用するので、一定量をきちんと摂取しながら3か月くらいの長いスパンで様子をみていくようにしましょう。

また、プラセンタと一緒に摂取したい栄養成分があります。それがコラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンCやグルサコミンやコンドロイチンなど。プラセンタを摂取する時には抗酸化や保湿などに効果的とされる成分を一緒に摂ることで、さらなる相乗効果が見込めるのです。

夜、眠る前に摂ると成長因子との相乗効果が見込める?

人間の体は約60兆個もの細胞からできていると言われています。その膨大な細胞のうち、日々1兆個もの細胞が再生・修復されているのです。この新陳代謝には成長ホルモンが深く関わっています。私たちは、大人になっても眠っている間にわずかですが成長ホルモンが分泌されると言われています。つまり、眠っている間に成長ホルモンによって新陳代謝が高まるというわけです。

そのため、プラセンタを飲むなら眠る直前が効果的と言えるでしょう。寝る前にプラセンタを飲むことで、プラセンタに含まれる成分のひとつである、成長因子がより効果的に吸収されることが期待できます。 また、プラセンタに含まれるアミノ酸などの栄養素に関しても、就寝中にじっくり吸収されて肝臓をはじめとしたカラダの栄養となることが期待できます。

もちろん、就寝前に限らず都合の良いタイミングで飲んでも構わないのですが、寝る30分~1時間前に飲むのが、より効果に期待できると言えそうです。